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簿記3級用語

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簿記3級通信講座トップ > 簿記3級用語は?> 費用の見越_再振替仕訳

簿記3級用語 再振替仕訳とは?費用の見越。


簿記3級で出てくる用語を解説します。


費用の見越計上の仕訳は翌期首の最初の日付で、決算時に行った仕訳と全く逆の仕訳をします

再振替仕訳を行う理由は、次期においても勘定で正しい費用の金額を計算するためです。


支払家賃 90,000 未払家賃 90,000

の再振替仕訳をすると、

未払家賃 90,000 支払家賃 90,000

となります。

この段階で、この仕訳を支払家賃勘定に転記すると、

支払家賃勘定
となります。

そして、実際に家賃を支払う6月30日には半年分の家賃180,000円(30,000円×6ケ月)

を支払うので、これを現金で支払ったとすると、

支払家賃 180,000 現金 180,000

と仕訳することになります。

上記の勘定にこの仕訳も転記すると、

支払勘定に転記


となります。この時点で、支払い家賃の残高は借方に90,000円となりますが、

これがちょうど、次期の6月までの支払い家賃になります。

次期の6月までは3ケ月の支払い家賃が発生することになるので、

30,000円×3ケ月=90,000円

となり、先ほどの支払勘定の残高とちょうど一致します。




期首再振替仕訳とは?費用の見越の問題はこう解く。






見越と繰延はお互いに逆の発想になりますが、

考え方や目的は同じです。

正しい利益を出すにはどうすればよいかという観点でとらえるようにします。

簿記3級_収益の見越とは? 簿記3級_収益の繰延とは?

簿記3級_費用の見越とは? 簿記3級_費用の繰延とは?






初めて目にする言葉は、

「難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。






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