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簿記3級用語 収益の繰延とは?


簿記3級で出てくる用語を解説します。


収益の繰延とは、

収益はまだ発生していないものの、お金を受けとっているため

決算整理において、収益を減少させること
です。

例えば、平成○1年7月1日から土地を1ケ月あたり40,000円で貸すことになったとします。

当期の会計期間は平成○1年4月1日〜平成○2年3月31日とし、

地代の受取を6月末と12月の末の2回、前払いで受け取っているとします。

(最初の受取は7月1日です。)





収益の繰延

次期の4月から6月までの受取地代は12月31日に受け取っているので、

当期の決算日である平成○2年3月31日の時点では、この3ケ月分も計上されています。

しかしこの3ケ月分は次期に発生するものなので、正しい利益を計算するために

決算整理において、この3ケ月分を当期から控除して次期に計上することになります。

これを再振替仕訳と言います。



再振替仕訳とは?収益の繰延の問題はこう解く。






見越と繰延はお互いに逆の発想になりますが、

考え方や目的は同じです。

正しい利益を出すにはどうすればよいかという観点でとらえるようにします。

簿記3級_収益の見越とは? 簿記3級_収益の繰延とは?

簿記3級_費用の見越とは? 簿記3級_費用の繰延とは?




初めて目にする言葉は、「難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。

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