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簿記3級の再振替仕訳

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再振替仕訳。費用の見越の問題


簿記3級検定で出てくる問題です。


次の取引を仕訳しなさい。

12/31 決算日につき、4ケ月分の支払利息4,000円を見越計上した。

1/1 上記の支払利息4,000円の見越計上につき、再振替仕訳を行う。

2/28 借入金の6ケ月分の利息6,000円を現金で支払った。

解答欄

費用の見越 簿記3級の問題解答欄

12/31 支払利息の見越し額が4,000円とわかったので、支払利息という費用が4,000円発生します。

    したがって、借方は、支払利息4,000円とします。

    そして、未払利息という負債が4,000円発生するので、貸方は、未払利息 4,000円となります。

1/1 翌期首になったら、再振替仕訳を行うので、見越計上した時と逆の仕訳をします。

    借方は、未払利息 4,000円 貸方は、支払利息 4,000円とします。


2/28  借入金の利息6,000円を現金で支払ったので、支払利息という費用が6,000円発生し、

   現金という資産が減少します。

   なので、借方は支払い利息6,000円とし、貸方は現金6,000円とします。
 


費用の見越 簿記3級 解答欄


収益の見越とは?|簿記3級



はじめて簿記を勉強する方には、

ぱっと見ややこしく感じるかも知れませんが、よく読んでみてください。

いたって単純なことです。



簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算になったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産と負債と純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益と費用を抜き出して損益計算書を作成します。


















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