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簿記3級用語 仕入諸掛とは?


簿記3級で出てくる用語を解説します。

仕入諸掛とは、商品を購入した時に発生する費用のことです。

具体例としては、商品を仕入れた時のかかる送料です。

逆に、商品を売った時にかかる送料は、発送費という勘定を使います。


仕入諸掛で重要なのは、その処理方法です。

仕入諸掛は費用であると説明しましたが、

そのままの勘定科目で計上するのではなく

仕入に含めて処理します。

なので仕入諸掛という勘定を使うことはありません。


その理由は、この商品に対する収益と費用を

同じ会計期間に計上するためです。



もしこの商品が、商品を仕入れた会計期間に販売されれば、

費用も売上げという収益も

同じ会計期間に計上されるので問題はありません。

しかし、もしこの商品が、

商品を仕入れた翌期に販売されたとしたら、

仕入に関しては、

売れなかった分は繰越商品として次期に繰り越されるので問題はありませんが、

仕入諸掛については、もしそのままの勘定で

費用計上していたら、商品を仕入れた会計期間に

費用として処理されることになるので、

売上げという収益と異なった会計期間に費用が計上されてしまうことになってしまいます。

そうなると、正しい利益の計算が出来なくなってしまいます。

なので仕入諸掛を仕入に含めることによって、

売上と同じ会計期間に費用が計上されるようにしている
のです。

仕入諸掛を仕入に含めて処理するということは、

3級でもとても大事なので、必ず覚えておかなければいけませんが、

その理由については、ちょっとややこしいので、

理解できないようであれば、何となくで構いません。


初めて目にする言葉は、「難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。

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