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簿記3級の再振替仕訳

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再振替仕訳。収益の繰延の問題


簿記3級検定で出てくる問題です。


次の取引を仕訳しなさい。

9/1 事務所を貸し、むこう1年分の家賃として、180,000円を現金で受け取った。

12/31 決算日につき、8ケ月分の受け取り家賃120,000円を繰り延べた。

1/1 上記の受取家賃120,000円に繰延べにつき、再振替仕訳を行う

簿記3級収益の繰延べと再振替仕訳の問題。

9/1 1年分の家賃180,000円を受け取ったので、受取家賃という収益が、180,000円発生します。

   したがって、貸方は受取家賃180,000円とします。

   代金は現金で受け取っているので、現金という資産が180,000円増加します。
   
   なので、借方は、現金 180,000円とします。

12/31 家賃の前受が120,000円と分かったので、受取家賃という収益が120,000円減少します。

    したがって、借方は受取家賃 120,000円とします。

    そして、前受家賃という負債が120,000円増加します。

    なので、貸方は、前受家賃 120,000円となります。

1/1  翌期首になったら、再振替仕訳を行うので、繰延べた時と逆の仕訳をおこないます

    したがって、借方は、前受家賃 120,000円とし、貸方は、受取家賃 120,000円とします。 


簿記3級の問題 収益の繰延と再振替仕訳の解答


収益の見越とは?|簿記3級



はじめて簿記を勉強する方には、

ぱっと見ややこしく感じるかも知れませんが、よく読んでみてください。

いたって単純なことです。



簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算になったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産と負債と純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益と費用を抜き出して損益計算書を作成します。


















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