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簿記3級の仕訳問題

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簿記3級 仕訳の問題。減価償却費の計上(決算整理事項)


決算整理とは?

問題.

決算にあたり、建物と備品の減価償却を定額法にて次の通り行う。なお、仕訳方法は間接法を用いること。

建物:取得原価5,000,000円、残存価額は取得代金の10%、耐用年数30年

備品:取得原価1,000,000円、残存価額は取得原価の10%、耐用年数10年


解答.

減価償却費   240,000  建物減価償却累計額      150,000
               備品減価償却累計額    90,000
 


ポイント


定額法による減価償却費の計算は、次のとおりである。

減価償却費:(取得原価-残存価額)÷耐用年数


こう解く。



@建物の減価償却費を計算する。

→(5,000,000円-500,000円)÷30年=150,000円

A備品の減価償却費を計算する。

→(1,000,000円-100,000円)÷10年=90,000円

B上記の金額を用いて「間接法」で減価償却の仕訳を行う。

借)減価償却費 240,000 貸)建物減価償却累計額 150,000

              貸)備品減価償却累計額   90,000



簿記3級を勉強していてよく間違えたり、つまづいてしまうのは

仕訳の方法。借方と貸方のどちらに記入すればよいのか?

迷ってしまうこと。

検定試験では一つ間違えてしまうだけで点数をもらえません。

どうすれば覚えられるのか?

仕訳の問題を解いていけば自然にわかるようになります。

100問解けば、簿記3級の基礎レベルはほぼ習得できると思います。

200問から300問解けばほぼ合格レベルに達することができます。

考えなくても自然に右と左の区別がつくようになってくるはずです。



簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算なったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産負債純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益費用を抜き出して損益計算書を作成します。


仕訳の問題。現金過不足の処理(決算整理事項)


















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