本文へスキップ

簿記3級の仕訳問題

電話でのお問い合わせは048-922-8555

メールでのお問い合わせはこちら

簿記3級 仕訳の問題。有価証券の評価替(決算整理事項)


問題.

決算にあたり、当期に売買目的で購入したA社の株式(取得原価72,000円)10株を

1株につき68,000円(時価)に評価替する。


解答.

有価証券評価損   40,000  売買目的有価証券      40,000
 


ポイント


売買目的有価証券の評価方法は、時価法となる。帳簿価額よりも時価が上昇している場合は

「有価証券評価益」勘定、下落している場合は「有価証券評価損」勘定で処理をする。


こう解く。



@有価証券評価益を計算する。

 →取得原価720,000円(@72,000円×10株)、時価680,000円(@68,000円×10株)、よって、40,000円の下落と判明する。

A売買目的有価証券の時価が下落したので、有価証券評価損を計上する。

 → 借)有価証券評価損 40,000 貸)売買目的有価証券 40,000




仕訳の方法。借方と貸方のどちらに記入すればよいのか?

迷ってしまうこと。

検定試験では一つ間違えてしまうだけで点数をもらえません。

どうすれば覚えられるのか?

仕訳の問題を解いていけば自然に覚えることができます。

100問解けば、簿記3級の基礎レベルはほぼ習得できると思います。

200問から300問解けばほぼ合格レベルに達することができます。

考えなくても自然に右と左の区別がつくようになってくるはずです。



簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算なったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産負債純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益費用を抜き出して損益計算書を作成します。





















簿記3級・2級通信講座DVD無料体験版お申込みはこちら

簿記3級通信講座のテキストと問題集 簿記3級通信講座のお申込みページへ